『三九』(さんきゅうと読む)は昭和22年福岡県久留米市でラーメンの屋台として誕生する
この屋号は 『南京千両』(九州初のラーメン店)の宮本時男さんが明治39年生まれと英語のThank youから名付けていただきました。
 当時蕎麦屋を営んでいた義兄の徳永十一さんの指導の下 屋台を出すことにしましたが、同じ蕎麦屋をする訳にいかず『天一坊』の老人からラーメンの作り方を教わりました。
開店当時のラーメンは白濁していないラーメンで澄んだ色をしていました。
 屋台[三九]の店主 杉野勝見は弟と共に買い出しに出かけたが 帰りがおそくなってしまい。!!!
出かける前に母に頼んでいたス ープが白く濁りグツグツ沸騰しているではないか。
売り物にならない、もったいない、試しに水で薄めて食べてみよう これが何とも言えないいいお味でした。

昭和26年北九州市小倉北区香春口に移り屋号を[三九]から[来々軒]と改め屋台を開店する。

 香春口の屋台裏町並み

しばらくして香春口電停前にラーメン店を開く事が出来ました。


現在は福岡県北九州市小倉北区宇佐町1-5-14に移転しています。